僕の院試について

理転を目論む国際教養学部生による物理の研究室選び

このカテゴリーでは文系学生として理系大学院の院試を突破するためにどう動いたか、研究室選びから口述試験までおおまかに振り返ってみようと思います。

具体的な試験対策については科目別院試対策カテゴリーにて力学、電磁気学、熱統計力学、量子力学、数学、TOEFL、面接に分け詳しく書いていくのでお楽しみに! _( _´ω`)_ペショ

まずはこの記事で研究室選びについて、自らの経験を共有します。参考になることがあれば幸いです。

1.研究室選び(前半)

僕はそもそもまず理工学部に所属していなかったので、自分の大学の研究室にとっても外部の学生という扱いになり自大の院に進学するメリットが一切無かったので、いっそのこと都内の国公立大学にチャレンジしようと腹をくくりました!

留学から帰国した3年生の夏に東大や東工大の面白そうな研究室をググって調べていたのですが、、、、そもそも基本的な物理学科のシラバスでの教育を受けていない僕には

どうやらブッセイブツリというのとソリュウシブツリというのがあるらしい、、、、、

というぐらいしか分からず、とにかくどこに行ってもカッコイイ物理が研究できるのだから深く考えないでおこう、と。(;´∀`)

そんなことでとりあえず、

  • 東京大学総合文化研究科相関基礎科学系(駒場)
  • 東京大学新領域創成研究科物質系専攻(柏)
  • 東京大学理学系研究科物理学専攻(本郷)

この三つを候補に説明会などに参加して研究室を決めることにしました。

が、、、

どうやら柏と本郷の面接試験日がかぶっており併願ができないようでした。(年度によっては出来るのか、、)どちらかを諦めなければならない。。。

そこで筆記試験の過去問を見てみると理学系研究科物理学専攻(本郷)では選択問題で実験物理学から1問選択解答しなければならず、

さすがに独学で実験の知識を身に着けるのはムリだ( ;∀;)

と思い本郷キャンパスの選択肢を諦めることにしました。本郷キャンパスは家から圧倒的に通いやすかったのに、、、柏は後日研究室訪問に行ったのですが片道90分かかり通学を考えるとゾッとしました笑

総合文化研究科のある駒場キャンパスは乗り換え一回で済むので助かります。

そもそも研究室をアクセスの観点から絞るのはやばいですが。

2.研究室選び(後半)

こうしてなんとか研究室(研究科?)が絞れてきました。

4月から5月にかけてそれぞれのキャンパスで午前に入試説明会、午後に研究室訪問という流れでガイダンスがあり、教授や現役院生の方に研究内容を分かりやすくプレゼンして頂きました。

一口に物理学といってもオリンピックのように何種類もの競技に分かれていて、たとえ同じ研究内容でもアプローチの違いからさらに研究室がいくつかあります。特に駒場キャンパスの相関基礎科学系は物理、化学、生物に加えて哲学の研究室まであり、物理化学や生物物理といった学際的な研究室がいくつもありました。

今日明日の科学技術の発展にモロに関わっている応用に富んだテーマから、社会の役に直接立たないが宇宙の起源や生命の謎に迫る純粋な知的好奇心に動機付いた基礎的なテーマまで。

駒場キャンパスの16号館には、広く深い学問の世界が、互いの境目を溶かしながら無限に続いているかのような魅力がありました。

3.研究室選び(完結編)

相関基礎科学系の願書提出目前(6月半ば)の時点でも具体的な研究内容についてはぼんやりとしたイメージしか浮かばず、決め兼ねていました。。。

おおよその大学では物理学科の学部生の方は4年生の時に研究室配属というのがあって教授や院生と一緒に実際の研究に参加するようです。なので多少なりとも具体的な研究内容に対するイメージはあるのでしょう。周りの学生さんは今頃とっくに志望研究室は決まっておりあとはひたすら過去問を解いて対策していらっしゃるのかと、焦っていましたね笑

ジャンルとしては物性にするか、素粒子にするか。手法としては理論にするか、実験にするか。2×2の4パターンです。

ぜんぶ面白そう(´ー`)

いまさらですが物性物理というのは、例えば超伝導体や液体ヘリウムのように物質の新たな性質の発見を通して技術への応用について考えるのを主とする(もちろん基礎的に興味深いというのもありますが)物理の分野です。情報理論や機械学習にも深く関係している側面もあります。一方で素粒子物理というのは、例えば電子や陽子(さらにはその構成要素のクォーク)のように、”モノ”の最小構成単位や時空間そのもののメカニズムといった宇宙の基礎について考えるのを主とする(同様にもちろん応用的に興味深い面もあります)物理の分野です。

そこで、研究内容でなく

自分がこれまで文系学部で積み重ねた経験が恐らく最も活かせるだろう研究室にしよう。

と決めました。

僕が所属している国際教養学部は少し変わっていて、学生の大半が帰国子女や留学生で構成されており、しかも原則一年間の留学が課せられていて、僕みたいなゴリゴリの日本人でも英語での講義や議論にある程度耐性がつくのです。(卒業するころにはみんな朝から晩まで、ファック!ファック!言ってます。)

これしかない!

そう思い探してみるとなんと、かの有名なCERNでの国際共同研究を一つの大きな仕事としてやっている研究室があったのです!英語でのゼミやディスカッションも苦ではない!しかもCERNで研究できる機会があるなんて!!!

調べれば調べるほど自分に合っているような気がしました。

こうして願書受付締切の2日前に志望研究室が決まりました笑

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